千とせ@大阪市中央区難波千日前
2009年 04月 26日
一年振りの大阪。
東京から520kmを激走。
高速代は首都高を入れても2,860円。
でもって目指したお店はココ。
難波の道具屋筋から路地を入ったところにある、
うどん屋 「千とせ」 さんです。
そもそも、この街はうどん文化圏。
見たところ、この辺じゃ別に珍しくもなんともない
ごく普通のうどん屋なんですが、
この店には "肉吸" なる名物がございまして。。
その昔、吉本の芸人さんが、
肉うどんのうどんヌキを注文したのがきっかけでできた、
変形型の肉うどん。
とはいえ、
うどんがなければ、うどんとは呼べません。
で、品名は "肉吸" 。
誰が名付けたのかは知りませんが、
このネーミングセンスは脱帽モノ。
そして、この、いでたちです。。
どうたら卵かけご飯とセットで食べるのが、
通の流儀のようですね。
まず、お出汁がいい。
甘辛に仕上げた細切れの牛肉もふんだんに入って、
こんなに美味くていいのか? ってほど!
個人的にはもう少しネギを盛って欲しいが、
もう、そんな些細な不満も、「ま、いいか、、」 って感じ。
それほどに、お出汁とお肉が圧倒的です!
うどん前提なので、やや塩分は強めですが、
ゆえに卵かけご飯がグッと引き立つという、
憎らしいほどに絶妙なバランス。
存在自体はB級ですが、
この味、この組み合わせは特A級。
「千とせ」 の肉吸。
これは、食い物というより、
ひとつの芸術作品なのであります。
ツボにグッサリ! 感涙の ☆3つ!!
●肉吸 520円
●ご飯小 150円
●生卵 80円
□お店の情報
■店名 千とせ
■住所 大阪府大阪市中央区難波千日前8-1
■電話 06-6633-6861
■定休 火曜
■営業 10:30~19:00