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進来軒@千葉県千葉市稲毛区

ツボにグッサリ! 感涙の ☆3つ!!

休日の昼飯。

ラーメンが好きです!!
大袈裟に言うと3食ラーメンでもOKです。
ってなわけで、ラーメンの起源をちょっと調べてみました。(ネットでだけど、、)

ラーメンらしきモノの日本初上陸は、どうやら1665年。
食べたのは黄門様こと水戸光圀。
でも、この時点で大衆に広まることはなく、
殿様が献上された品を試しに食った程度か。

時は流れて1872年、
横浜に中華街の原型らしき数件の屋台がオープン。
“汁そば” が登場する!
でも、これが果たしてラーメンと呼べるものかは疑問。。

1884年、函館の 「養和軒」 のメニューに “南京そば” が登場!
ところが、これも今のラーメンの原型なのかは不明らしく。。

1905年、長崎で “ちゃんぽん” が誕生。
まぁ、これは、あくまで長崎ちゃんぽん。

1910年、浅草に 「来々軒」 がオープン。
豚骨、鶏ガラでスープを取った醤油味の汁そば “ラーメン” が誕生する。
ラーメンは瞬く間に人気をはくし、やがて全国に普及した。
つまり、醤油ラーメンの起源は、この 「来々軒」 、、ということに、なるんすかね。。

戦争で一時途絶えた味を三代目が継承。
東京駅八重洲口で 「来々軒」 を再開する。
ところが数年後、店は後継者がなく呆気なく閉店してしまう。
そして、伝統の味は当時の弟子、宮葉進氏に託される。

そんでもって千葉。

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伝説の味を継承する店が千葉の穴川ある。
店主は 「来々軒」 の四代目にあたる宮葉進氏。
店の名は 「進来軒」 。
こりゃ、行くしかないっしょ。。

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場所は稲毛区天台の住宅街。
店舗はマンションの一階にあって伝説感やオーラは皆無。
目立つ看板すらありません。

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ちょっと不安になったんで、
改めて情報源をezwebでチェック。
やっぱり、間違いないですね~

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半信半疑で暖簾をくぐると、そこは別世界。
活気ムンムンの店内はお客さんでいっぱい。
厨房で黙々と中華鍋を振る宮葉氏を、
縦横無尽に動き回るオバちゃんたちが支えます。

意外にも品数は豊富。
定番の中華メニューの他に丼物まで揃ってて、
どうやら炒飯が人気のご様子。。
とはいえ、ここは伝説のラーメン店。
注文は、もちろんラーメン(500円)です。

待つこと7、8分。
お待ちかねの一杯が登場!

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スープのベースは豚足と鶏ガラ。
あっさりした口当たりの優しい味。
生姜がやや強めです。

麺は中細の縮れ麺。
具材はチャーシュー、メンマ、白ネギ、ナルト、ウズラの玉子。

ガラの旨味が際立つ雑味のないスープにキレのある醤油ダレ。
目だった個性はないものの、その味はどこまでも清く正しい。

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醤油ラーメンの源流、浅草 「来来軒」 の味を受け継ぐ日本で唯一の店。
余計なことをせず、いっさい手を抜かず。
真面目で誠実な人柄だからこそできる継承の技。
このラーメンを食わずしてラーメンは語れない。。 かもよ。

ツボにグッサリ! 感涙の ☆3つ!!


●ラーメン 500円



□お店の情報

■店名 進来軒
■住所 千葉県千葉市稲毛区天台5-6-5
■電話 043-251-0204
■定休 月曜 第3火曜
■営業 11:00~15:00 17:00~20:00
by kirimaru0525 | 2008-10-08 00:15 | ラーメン