進来軒@千葉県千葉市稲毛区
2008年 10月 08日
休日の昼飯。
ラーメンが好きです!!
大袈裟に言うと3食ラーメンでもOKです。
ってなわけで、ラーメンの起源をちょっと調べてみました。(ネットでだけど、、)
ラーメンらしきモノの日本初上陸は、どうやら1665年。
食べたのは黄門様こと水戸光圀。
でも、この時点で大衆に広まることはなく、
殿様が献上された品を試しに食った程度か。
時は流れて1872年、
横浜に中華街の原型らしき数件の屋台がオープン。
“汁そば” が登場する!
でも、これが果たしてラーメンと呼べるものかは疑問。。
1884年、函館の 「養和軒」 のメニューに “南京そば” が登場!
ところが、これも今のラーメンの原型なのかは不明らしく。。
1905年、長崎で “ちゃんぽん” が誕生。
まぁ、これは、あくまで長崎ちゃんぽん。
1910年、浅草に 「来々軒」 がオープン。
豚骨、鶏ガラでスープを取った醤油味の汁そば “ラーメン” が誕生する。
ラーメンは瞬く間に人気をはくし、やがて全国に普及した。
つまり、醤油ラーメンの起源は、この 「来々軒」 、、ということに、なるんすかね。。
戦争で一時途絶えた味を三代目が継承。
東京駅八重洲口で 「来々軒」 を再開する。
ところが数年後、店は後継者がなく呆気なく閉店してしまう。
そして、伝統の味は当時の弟子、宮葉進氏に託される。
そんでもって千葉。
伝説の味を継承する店が千葉の穴川ある。
店主は 「来々軒」 の四代目にあたる宮葉進氏。
店の名は 「進来軒」 。
こりゃ、行くしかないっしょ。。
場所は稲毛区天台の住宅街。
店舗はマンションの一階にあって伝説感やオーラは皆無。
目立つ看板すらありません。
ちょっと不安になったんで、
改めて情報源をezwebでチェック。
やっぱり、間違いないですね~
半信半疑で暖簾をくぐると、そこは別世界。
活気ムンムンの店内はお客さんでいっぱい。
厨房で黙々と中華鍋を振る宮葉氏を、
縦横無尽に動き回るオバちゃんたちが支えます。
意外にも品数は豊富。
定番の中華メニューの他に丼物まで揃ってて、
どうやら炒飯が人気のご様子。。
とはいえ、ここは伝説のラーメン店。
注文は、もちろんラーメン(500円)です。
待つこと7、8分。
お待ちかねの一杯が登場!
スープのベースは豚足と鶏ガラ。
あっさりした口当たりの優しい味。
生姜がやや強めです。
麺は中細の縮れ麺。
具材はチャーシュー、メンマ、白ネギ、ナルト、ウズラの玉子。
ガラの旨味が際立つ雑味のないスープにキレのある醤油ダレ。
目だった個性はないものの、その味はどこまでも清く正しい。
醤油ラーメンの源流、浅草 「来来軒」 の味を受け継ぐ日本で唯一の店。
余計なことをせず、いっさい手を抜かず。
真面目で誠実な人柄だからこそできる継承の技。
このラーメンを食わずしてラーメンは語れない。。 かもよ。
ツボにグッサリ! 感涙の ☆3つ!!
●ラーメン 500円
□お店の情報
■店名 進来軒
■住所 千葉県千葉市稲毛区天台5-6-5
■電話 043-251-0204
■定休 月曜 第3火曜
■営業 11:00~15:00 17:00~20:00